社会人5年目の転職で注意すべき3つと心得るべき人生の分岐点とは

5年目 転職 アイキャッチ

入社して5年目でそろそろ転職を考えているけど、世間からはどうみられるのだろう?

5年目の転職で気をつけなきゃいけないポイントとかあるのかな?

入社5年目ともなると、いよいよ中堅どころとなって部下をもったり仕事の幅も広くなってきて任せられる裁量も広くなってきた頃です。

ただ同時に、仕事上でわからないことは無くなっていき、ある程度無難にこなせるようになる年でもあるので、人によってはマンネリ化を感じるタイミングでもあるでしょう。

5年というのは、実績の上でも転職を考えるうえでも1つの節目の年です。

厳密には、5年たったからといって一気に転職市場での価値や、持っていなければいけない能力や実績が変わるということはありません。

しかし人間は切りのいい数字が好きなので5年というのを一つの区切りに考えている採用担当者も少なくないでしょう。

そこでこの記事では、社会人5年目の転職希望者が押さえておくべき注意点と4年目や6年目との違いなどの疑問を、1つひとつ紐ひも解いていきます。

社会人5年目の転職における3つの注意点

  1. 転職先の選定で「失敗できない」ことを認識する
  2. 管理職になりやすいか
  3. 3年間続けられる会社か
 
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5年目の転職とは。4年目・6年目との違いはある?

5年目 転職 記事内画像1

5年目という数字は1つの節目になりますが、はたして4年目や6年目と比較して何か違うところはあるのでしょうか?

30歳を基準に逆算すると未経験の仕事に転職できるラストチャンス

企業側はそれほど違いはありませんが、転職者側から見ると5年目での転職は4年目と違って人生の分岐点であり、失敗できない大勝負となります。

具体的に何が違うかというと、入社5年目は4年目より転職先企業の選定がかなり重要になるということです。

22歳の大卒で、新卒入社をした場合を考えてみましょう。

転職市場では「30歳」という年齢が大きな節目になりますよね。

なぜなら30歳は、未経験の職種や業界での転職がぐっと難しくなる年齢だからです

未経験OKの求人が多い20代に特化した転職エージェントは存在しますが、30代はターゲットにされていないことが1つの証明でしょう。

「リクナビNEXT」では「未経験・正社員・30代」で絞り込んだところ、ヒットしたのは513件だけです。(全件で19,696件)

さらに「リクナビNEXT」が行ったアンケートでは、30代前半の転職希望者に「未経験の職種を目指すのは厳しいと思うか?」と聞いたところ、約60%の人が「かなり難しい」「やや難しい」と回答しています

出典:リクナビNEXT「30代前半の転職って、有利? 不利?」

つまり30代になると、転職先の仕事への実務経験や実績などが求められ、即戦力としての採用の色が濃くなるため、未経験職種・業界への転職は難しくなることが多いのです。

一方で、職歴という視点で見たときには、1社で3年以上働くことが一般的に「望ましい」とされる年数です。

「4年目=26歳」であれば、転職先で3年働いたとしても29歳なので、そのタイミングで転職をしようと思ってもまだ20代という見方をされ、未経験の仕事でも転職は可能でしょう。

しかし、「5年目=27歳」での転職となると、一般的に職歴として遜色ない年数の3年を迎えるころには、30代の大台に乗ります。

  • その会社で3年在籍していれば採用する側は安心する働かないと人材価値は落ちるので、30歳(=3年間)まで勤務する必要があるかないといけない。
  • 30歳以降は、未経験の職種や業界での転職が難しくなる

この2つの要素が掛け合わさると、大学での新卒で就職している人が「5年目=27歳」で転職をした場合、その職種や業界でこの先も一生仕事をする可能性が高いことになります。

27歳での転職は、未経験の仕事に就ける最後のチャンスなのです。

こう考えると、5年目は人生の分岐点であり、ここでの選択次第でその先の生き方が決まりそうですよね。

そのため、入社5年目で転職を考えている人は、「3年以上働ける会社か」「その職種や業界でずっとやっていけるか(将来性を含め)」という点を、しっかり見極めたうえで転職先を決定する必要があるのです。

5年以降は自立した業務遂行が期待される

入社して5年以降は「自立した業務遂行」が期待されており、転職する際にもその能力があるかが肝になります。

自立した業務遂行とは、人に言われたことをやるだけでなく、自分自身で課題を見つけてそれを改善するための行動が自主的にできることです。

入社5年目の人材は、もはや若手とは見られないという意見が多数派です。

マイナビニュースで会員の440名に聞いた調査によると、入社5年目が若手とみられない理由に以下のようなものがあげられていました。

  • 「5年以降はある程度自立した業務が期待されます」(55歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
  • 「5年目をすぎたら昇進が早い人は主査だから」(30歳女性/通信/事務系専門職)
  • 「四捨五入をして10年たつとベテランとなってしまう」(28歳男性/自動車関連/技術職)
  • 「入社3年目でまではやっと使えるようになってきた状態で、5年目は自分で仕事を見つけてこなしていける状態……やっと手が離れて仕事ができる状況!」(51歳男性/建設・土木/営業職)

出典:マイナビニュース 「いつまで「若手」と呼びますか? - 「3年目が節目」「10年じゃまだ…」

転職先でも、自立した業務遂行ができる状態になるためには「コアスキル」が養成されているかが、ポイントになります。 「コアスキル」とは、シンプルに言うとビジネスの基礎能力のこと。 具体的には、市場価値測定研究所が作った「セブンレイヤーズモデル」を参照すると、以下の能力のことを指します。

  • 情報収集能力
  • パソコン活用能力
  • プレゼンテーション能力
  • 異文化適応能力
  • タイムマネジメント能力
  • メンタルマネジメント能力
  • リーダーシップ能力
  • パーソナルストラテジー策定/実行化能力(目的への筋道を立てて、実行する能力)
  • パーソナルビジョン策定/概念化能力(自分の理想像を定める能力)

出典:市場価値測定研究所「セブンレイヤーズモデル」

5年目の転職者は、選考の際こういった「コアスキル」があるか否かを基に「自立した業務遂行ができるか」が、採用基準として重要なファクターになるということです。

6年目と比較して5年以内はまだ若手と捉える向きもある

5年目の転職者は、自立した業務遂行能力が求められる即戦力という見方がある一方で、まだ若手と捉える向きもあるようです。

前述と同様のマイナビニュースの調査結果で「入社何年目までを若手だと思いますか?」という問いに対し、「入社3年目まで」と答えた人が55.2%で1位、次いで「入社5年目まで」と答えた人が25.0%で2位となっています。

「入社7年目まで」と答えた人は、2.5%と割合が大幅に減っていることからも、入社6年目以降はほぼベテランとみられ、5年目までの人材はまだ若手と捉えられる傾向があることが考えられます。

つまり25%の人が入社5年目までは若手と捉えているため、転職する場面でも同程度の会社で「若手=ポテンシャル採用」として選考を受けられる可能性もあると言えます。

出典:マイナビニュース 「いつまで「若手」と呼びますか? - 「3年目が節目」「10年じゃまだ…」

入社5年目で転職するということの環境認識がしっかりできたと思いますが、次はいよいよ具体的な注意点の部分に踏み込んでいきたいと思います。

5年目の転職での注意点3つ

5年目 転職 記事内画像2

入社5年目の転職をしようと思ったときに、注意すべき点は主に3つ存在します。

(1)転職先の選定で「失敗できない」ことを認識する

前の項で触れたとおり、5年目の転職は失敗できません

大げさではなく人生の分岐点であり、どんな会社に転職するかが勝負の分かれ目になります。

また、入社してから3年以内に辞めることになれば、キャリアに傷ができます。

また、3年間のうちに管理職になれなければ、30代以降に転職する場合かなり厳しい戦いになります

そのため、20代最後の会社として将来性はとても大切になります。

「4年目=26歳まで」の転職は、まだ転職先を見誤ってもまだつぶしが利きますが、「5年目=27歳」の転職は失敗できないのです。

それを重々認識したうえで企業を研究し、転職先を決めるようにしてください。

(2)管理職になりやすいか

転職先の企業選びの基準の一つとして「管理職になりやすいか」に重点を置きましょう。

会社によって管理職になりやすい会社と、そうでない会社は意外と明確に分かれます。

一般的に、昔からある古い会社は、安定という意味では良い印象を持つかもしれませんが、一方でまだ「年功序列」的な考え方が根付いているため、若手が管理職になりにくい傾向があります。

また、売り上げの伸び率など成長スピードが横ばい、または遅い会社も管理職になりやすいとは言えません。

会社が拡大していかないということは、新しく管理職のポストが増えることがなく、だれか今いる管理職が退職をしないと、昇進することができないことを意味します。

そのため、5年目の転職者が管理職になるために会社を選ぶ際は、「急成長中の会社」や「設立年数が浅めの新しい会社」を選ぶことをおすすめします

(3)3年間続けられる会社か

5年目の転職者は、転職先で早期退職になってしまった際のリスクが4年目以下の人より圧倒的に高いです

それは、3年以内に退職した時点でキャリアに傷がついてしまうのと、そのときにはすでに20代後半になっていて30代を目前にして中途採用する際の企業側の見方がどんどん厳しくなるから。

そのため、5年目の転職者は3年以上続けられそうな会社を選ぶという視点も非常に大切になってきます。

3年以上同じ会社で勤めようと思うと、自分に合った会社でないと難しいでしょう。

万が一、転職先がブラック企業だった時、3年を待たずに退職という選択をせざるを得なくなります。

つまり、改めて自己分析し自分を知ることと、事前にしっかりその会社を知ることで、入社後のギャップが極力無い状態で長く続けることができる会社を選定することが必要不可欠になります。

以上のように、5年目での転職は注意点があります。

これらをカバーするためには、自分だけで考えるのは心もとないでしょう。

そんな時頼りになるのが転職のプロ、転職エージェントです。

次は、5年目の転職におすすめの転職エージェントを、その選定基準もふくめて解説していきます。

5年目の人におすすめの転職エージェント

4年目の転職に利用する転職エージェントは、どのような基準で選べば良いか、まずは押さえておきましょう。

5年目の人が転職エージェントを選ぶときの基準

入社5年目の転職者が、転職するときの最重要ポイントは「転職先選び」にあります。

そのため、転職エージェントを選ぶときは「転職先のことをどれだけ知っているか」を基準として考えてください。

転職先の会社について詳しい転職エージェントを利用することで、「管理職になりやすい」かつ「3年以上働ける自分に合った」会社を見つけることができます。

おすすめの転職エージェント2選

転職先の会社についてしっかり熟知している、厳選の転職エージェントを2社ご紹介します。

リクルートエージェント

とにもかくにも、業界最大手の「リクルートエージェント」への登録は必須と言えます。

またリクルートエージェントのキャリアアドバイザーは、大手ということもあり優秀な人材が多く、業界のことに精通していると評判です

優秀なアドバイザーは紹介先の会社のこともよく知っています。

またリクルートエージェントによって、独自に研究された会社情報を展開してくれるのも大きなメリットです。

そのため、膨大な求人がある中でも、自分に合っている会社を選定し紹介してもらえるはずです。

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もう1社は、20代の第二新卒に強い「就職SHOP」です。

就職SHOPは、「リクルートキャリア」が運営しており、リクルートエージェントとは兄弟みたいなもの。

そのため、当然アドバイザーも優秀な人材がそろっています。

求人は「8555社」と申し分ない取扱数で、さらに100%会社を訪問し取材をしたうえで求人を掲載しているので、紹介先企業のことは熟知しているはずです。

就職SHOPが特におすすめなのは「就職して5年目だけど正直キャリアに自信がない」という人です。

手厚いサポートがある就職SHOPで、自分に合った転職先を見つけてください。

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この記事のまとめ

この記事では、社会人5年目が転職活動を成功させるための注意事項3つをご紹介いたしました。

  1. 転職先の選定で「失敗できない」ことを認識する
  2. 管理職になりやすいか
  3. 3年間続けられる会社か

しっかり注意点を押さえながら、自分の希望に合った良い転職先を見つけていきましょう。

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