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「第二新卒の求人=ブラックしかない」は間違い
第二新卒の求人にブラックしかないという誤解があります。
第二新卒の求人を出している企業にブラック企業が多いわけではありません。ブラック企業の概念を概念を説明させて頂きます。
(1)そもそもブラック企業の概念とは?
そもそもブラック企業とは労働基準法を無視した労働を行わせる悪質な企業のことを指します。
理由としては法令順守意識の低い企業でなければブラックと呼べるためです。
具体例としては、毎月100時間を超える残業が半年連続する、従業員に自社製品の購入を強制し、自腹で購入させる、意図的にタイムカードを残業時間に入る前までに切る事で残業時間をカウントせずに勤怠上だけ定時退勤にするなどの法令順守意識の掛けた行為を行うのがブラック企業です。
法令順守をしっかりとしている企業も第二新卒の求人の中には多いので、一概に全ての第二新卒の求人を行っている企業すべてがブラック企業とは言えません。
(2)「第二新卒の求人=ブラックしかない」は間違い
第二新卒の求人はブラックしかないというのは大きな間違いです。
理由としては新卒採用の採用予定人数を達成できたなかった優良企業や、採用競争に出遅れてしまった企業も第二新卒採用に乗り出しているためです。
また、昨今では大手企業も新卒の採用目標人数を達成できずに第二新卒の採用に乗り出していることもあります。
第二新卒の求人がブラックしかないということが間違いであることは大手優良企業も第二新卒の採用活動に乗り出していることを考えても間違いであることが理解できると思います。
さて、この段落では第二新卒の採用を行っている企業が必ずしもブラック企業ではないということが理解できたと思います。
しかし、ブラック企業の求人が多いという事実もあります。
そこで、第二新卒の求人にブラックが多い理由について次の段落では説明させて頂きます。
第二新卒の求人がブラックが多い理由
第二新卒の求人がブラックが多い理由については、3つの理由があります。
(1)第二新卒を採用しようとしている会社は中小企業が多く情報が少ない
第二新卒を採用しようと考えてる会社は中小企業が多いため、情報が少ないためブラック企業が多いと言われています。
理由としては、中小企業はそもそもお金がないので広報などの部署がなく、知名度が低く、何をやっているか分からないという企業が大量にあるためでもあります。
中小企業をブラック企業だと考えている方も多いため、知名度の低い企業が第二新卒採用では多く見かけるためブラック企業が多いと言われています。
(2)社員育成に失敗している企業が第二新卒採用に乗り出している
第二新卒にブラックな企業の求人が集まっている原因としては、社員育成に失敗している企業が集まっている事が原因です。
理由としては、社員の育成計画をしっかりと立てて行っている企業では離職はあまり起こらないためです。社員のキャリアを真剣に考えていないから離職が起こります。
新卒をしっかりとケアして離職率をゼロに近づける努力をしていないから離職者が出てしまい、そのカバーのために第二新卒を採用するハメになっている企業もあります。
社員育成の失敗のツケを第二新卒で取り返そうとしている企業が多いことも第二新卒求人にブラック企業が多いと言われている原因となっています。
(3)そもそも新卒採用では見かけない企業が多い
中小企業では最初から新卒が来ないことを見越して、第二新卒にターゲットを絞っている企業があります。
理由としては新卒は自分が知っている知名度の高い有名な企業や一流企業に就職を望むため中小企業は見向きもされないのが現実です。
その現実を知っているため新卒向けのリクナビやマイナビを使っておらず、知名度の一切ない中小企業を第二新卒向け求人では見かけるため、ブラック企業が多いように感じます。
新卒採用すら行ってないような怪しい企業に就職を望む第二新卒はまだまだ少ないです。
第二新卒の求人でホワイトを見つける4つのコツ
第二新卒の求人でホワイト企業を見つけるには4つのコツがあります。
誰でも簡単に判別する方法なので、ぜひ実践してみて下さい。
(1)社長の思考・発言に注目
第二新卒向けの求人を出している企業の社長の思考・発言に注目するようにしてみて下さい。
理由としては、従業員数が多くても少なくても、社長の人格によって会社での働きやすさは変化するためです。
ブラックな企業の社長の発言内容としては、トップダウンな体質で部下の意見を一切受け付けない傲慢な社長、高圧的な物言いをする社長、体育会系気質で同調圧力が強すぎて中途採用者が馴染みにくいような態度をとる社長などはブラック企業の社長に多いです。
社長の思考・発言に注目するようにすればブラック企業を見抜くことが出来ます。
(2)福利厚生の充実度に注目
福利厚生の充実度に注目するようにして下さい。
理由としては、福利厚生を充実させている企業は、従業員の働きやすさを重視しているためです。
勤続年数が長くなれば長期リフレッシュ休暇を取れるような会社や、利率の良い財形貯蓄制度を運用している会社、社員持ち株制度で給料以上にお金を手に入れることが出来るような会社など、福利厚生が充実している会社は社員のことを考えていると言えます。
福利厚生の充実度に注目してホワイト企業を探すようにしてみて下さい。
(3)口コミサイトに注目
転職サイトにある求人の口コミサイトに注目するようにして下さい。
理由としては転職サイトの口コミは最近ではかなり信頼度が高くなってきており、会社の体質を事前に見抜くことが可能なためです。
転職サイトの口コミサイトの中でも、特に退職者の書き残しているコメントに注目してください。
基本的に在職者のコメントは良いコメントが目立つため参考になりにくいですが、退職した社員の口コミはかなり信ぴょう性があります。
実際に会社の人事部で書き込みの削除を口コミを掲載している会社にお金を払って依頼していることもあり、良い口コミばかりが残っていることもあります。
悪い口コミが残っている場合は参考にするようにして下さい。
転職サイトの口コミは信ぴょう性が高いので、悪い口コミほど参考にするようにしてみて下さい。
(4)実際に面接に行ったときに社内のカレンダーを見る
実際に面接選考に参加した際には、社内のカレンダーを見るようにしてみて下さい。
理由としては、社内のカレンダーが日付通りになっていない会社には社員に余裕がないためです。
ブラック企業には社会常識が通用しない企業が多いですが、会社内のカレンダーを変えるというような基本的なことすら出来ていない会社は特に危険と考えるようにして下さい。
冷静に考えれば、面接選考を受ける予定の転職希望者を待たせておく大切な場所である待合室のカレンダーがめくられていないというようなことはかなりおかしいと考えるべきです。
ホワイト企業は社会人として当たり前のことを当たり前に出来るのに対して、ブラック企業は当たり前にするべきことが出来ていません。
(5)業界的にブラックな業界もあるのでしっかりと覚えておく
業界的にブラックになりやすい業界があることも覚えておきましょう。
IT業界は残業が多い傾向にありますし、建設業界などは大手企業でも年間休日が105日もあればホワイトと言われています。
企業側としてもそこは理解してきてほしいという最低限の業界知識は持つようにしておけばブラック企業に引っかかることはありません。
仮に転職先が大手だったとしても業界選びを失敗すると「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
業界柄どうしてもブラックになるという企業は避けるようにするのが無難です。
ちょっとした異常からブラック企業を見抜くことは可能なので、しっかりとチェックするポイントを抑えて、ホワイト企業に出来るように努力してみて下さい。