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仕事が辛くなる原因や泣いてしまう心理とは
仕事が辛いと感じて泣いているのは、あなただけではありません。 働き始めて間もない20代によく見られるんです。。
それではその原因と心理状態を見ておきましょう。
人間関係がうまくいかない
上司や先輩との人間関係は、よくある悩みの1つです。 何かの拍子に「もしかしたら嫌われているかも」と感じ始めた途端に周囲の視線が怖くなり、職場で座っているのも苦痛になる人もいます。
心が弱っているタイミングでは些細なことも気になって、身動きがとれなくなりがちです。
仕事ができない・能力不足
真面目な人ほど仕事ができない自分に苛立ち、焦りを感じてしまいます。 同期入社の同僚が優秀だった場合にはなおさら自分が嫌になり、いたたまれなくなることもしばしばです。
同僚が褒められているシーンを見る度に悲しい気持ちが募り、涙が出てくることもあります。
待遇に不満がある
テストの点数や通知表など絶対的な評価指標があった学生時代とは違って、会社での評価は曖昧で分かりにくい傾向があります。
頑張っているつもりなのに評価されない・自分が軽く扱われている気がするなど、待遇面の不満が募るのは大きなストレスです。
新人社員研修で自分より成績が劣っているように見えた同僚が本社部門に配属された、かたや自分は希望通りの部署に行けなかったなど、仕事内容に対する不満もストレスの一因になっています。
勤務時間・労働環境が我慢できない
サービス残業が当たり前の社風だったり、先輩より早く出社するように無言の圧力をかけられたりすると、環境面の不満から仕事が辛くなることもあります。
与えられた環境で頑張りたい気持ちがあっても体力がついていかないと、ネガティブな気持ちになりがちです。
仕事が辛い...1・2・3年目のあるあるエピソード
仕事に慣れれば辛い気持ちがなくなるわけではなく、いつでも悩みは付き物です。 ここでは、1〜3年目の各時期にどんな悩みが出てくるのかを見ていきます。
1年目
社会人になって初めての給料にワクワクしながら明細を見たところ、額面金額と手取り金額のギャップを知って愕然とします。
慣れない仕事を1ヶ月やり抜いたのに「これだけ?」と感じる金額しか振り込まれず、辛い現実に耐えきれなくなる人もいるようです。
また、上司から理不尽な責任転嫁や怒られることも多い傾向にあります。
例えば、当編集部インタビューでは、自分の担当のお客様というだけで、実際に関わっていない内容の問題の責任を押し付けられたという声もありました。
新人時代が一番辛いかもしれません。
2年目
指導担当の先輩社員が丁寧に面倒を見てくれた1年目が過ぎ、思うように仕事ができない自分に気付きます。
分からないことがあれば確認してこなせばよいのに自分から聞くことができず、人間関係にも悩みがちです。
3年目
責任ある仕事を少しずつ任されるようになってきて、プレッシャーを感じる時期です。 自分より後から入ってきた新人が優秀であるほど辛くなり、居場所がなくなってしまいます。
着実にステップアップしていく同僚と自分を比較して、落ち込む人も増える時期です。
仕事が辛いときみんなはどうする?問題解決に向けた対処法をご紹介
仕事が辛いときって自分の殻に閉じこもり、普段判断できるはずのことができなくなるものです。
仕事が辛いときにどんな対処法をとればよいのか分からずに悩んでいる人のために、考えられる対処法を紹介します。
身近な人に相談してみる
同じ会社の人には話しにくい悩みでも、大学時代の友人や幼なじみ、よく行くバーのマスターなど、適度な距離感を維持できる人になら安心して相談できます。 黙って話しを聞いてくれる相手に対して自分の居場所を実感できると、心が落ち着くことがあります。
実はどんな人でも少なからず仕事の悩みを抱えているものです。
相談相手の人も例外ではないため、話していくうちに仕事が辛いのは自分だけではないことにも気付くはずです。
しばらく休養をとる
辛くてどうしようもないときには、休養をとるのもおすすめです。 何も考えずに好きなことだけやっているとこれまで抱えてきた悩みが吹き飛び、再び仕事を頑張れることもあります。
担当している仕事の内容にもよりますが、1日くらい休んでも、思うほどの影響は出ないものです。
リフレッシュ休暇やアニバーサリー休暇など、活用できる有給制度を調べてみるとよいでしょう。
自分の得意分野を見つける
仕事内容のミスマッチから行き詰まりを感じているなら、得意な業務を考えてみましょう。
上司への報告資料を分かりやすく作成できる・新規のお客さまと臆することなく話しができるなど、人それぞれ異なった個性があります。
会社にはいろいろな仕事があって、定期的なジョブローテーションを行うものです。 上司や人事部と話しをする機会があれば、得意分野を活かせる部署への異動を希望するのもよいでしょう。
経済的な余裕を持つ
経済的な余裕ができると「いざとなったら辞められる」という気持ちになります。
辞めてもよい状況だからこそ肩肘張らずに仕事ができ、仕事の辛さも軽減します。 大まかな目安として、3ヶ月は働かなくても生きていける貯金を目指してみるのはいかがでしょうか。
今の仕事や職場が辛いときは転職エージェントに相談するのもおすすめ
今の職場がどうしても辛い場合は、転職エージェントに相談しましょう。 20代の転職希望者をたくさん見てきたプロだからこそできるアドバイスを受けると、希望が見えてくるかもしれません。
転職エージェントの活用法
転職エージェントとの面談では、「今の会社を辞めるべきか?」「自分に合う仕事は?」「会社でこんな対応を受けているが普通のことなのか?」など、気になることを相談できます。
そのほか、キャリアプラン作りや具体的な求人紹介までサポート内容は様々です。
仕事が辛いときだったら、「今の気持ちを聞いてもらう」といった軽い気持ちで臨むのも構いません。
転職エージェントの利用の流れ
転職エージェントに相談するには、インターネットの応募フォームから連絡します。 「就職アドバイザーに相談」「まずは相談してみる」など会社ごとに入り口ボタンは異なりますが、エージェントに最初の約束を取り付ける目的は同じです。
電話やメールでエージェントから返事が来たら都合がよい日程を決め、訪問しましょう。
転職時に相談できるエージェント
20代の支援に強いエージェントから選ぶなら「JAIC(ジェイック)」もしくは「ハタラクティブ」が候補です。 それぞれ得意分野や特徴が異なりますから、自分に合う方を選びましょう。
JAIC(ジェイック)
無料の就職講座と働き始めた後のサポートに力を入れている会社です。 転職後の1年間は定期的な連絡を行い、悩みや不安に対するサポートを受けられます。
営業カレッジ・女子カレッジと目指す職種や性別を限定した研修コースがあり、自分と似た仲間と一緒に転職活動を進めたい人におすすめです。
ハタラクティブ
取り扱い求人数に定評があり、希望に応じた業界での案件紹介を期待できます。 就活アドバイザーがマンツーマンで人生相談から書類選考・面接対策まで行う親身なサポートが特徴的です。
「やりたい事がない人」にまで親身なサポートを約束、長く楽しく働ける仕事を一緒に考えるところからスタートできます。