この記事を執筆した人
田沼絵美
- 最低求人倍率0.98を記録した2000年卒。求人広告媒体会社に企画営業として就職
- 採用支援に計10年携わった後、大学キャリアセンター相談業務を担当するキャリアコンサルタント、就職関連ライターとして独立
- 標準レベルキャリアコンサルタント資格であるキャリア・ディベロップメント・アドバイザー資格所持
目次
JAICってどんな就職・転職支援サービス?

JAICの特徴はズバリ
「普通に転職活動したら書類審査で落ちちゃう20代を対象にした人材紹介サービス」です。
- 未経験から正社員で活躍する!20代の就職・転職支援
- 対象の方:新卒・既卒・第二新卒・中退・フリーターで求職中の方
このように、フリーターや新卒入社した会社をわずかな期間で辞めてしまった方は、一般的な転職サイトを利用しても、書類応募どころか、Webエントリーの時点で「今回の採用は終了しました」と連絡が来てしまうかもしれません。
しかし、JAICは書類審査で「NO!」とは決して言いません。
JAICが書類審査で落とさない理由
その理由は、JAICがもともと「教育研修」を開発、請け負う会社からスタートしたためです。
なかでも営業職を対象にした研修に定評があり、社員研修用の読本は、全50種類で累計30万部のベストセラーになるほど。
ほかにも、首都圏のハローワークで年間12万人が受講する就職・転職セミナーを請け負うなど、一般の転職市場では不利な条件の転職者たちを転職成功に結び付けてきたノウハウを持っているJAIC。
単に企業と転職希望者をマッチングするだけでなく、「一人前の社会人としての教育・研修を施したうえで企業に送り込む」というサービスだからこそ、20代の成長途中の方ならどんな経歴の持ち主であっても、受け入れできるのです。
フリーター・既卒・中退・未経験からの就職成功率「80.3%」

JAICは実績としても高い数値を持っています。
- 就職成功率:「80.3%」
- 就職先の定着率:「94.3%」
- 就職支援実績:「14,000名以上」
普通に就活した場合と比較して、圧倒的に就職成功率が高いことが上の図を見ても明らかですね。
「JAIC」がおすすめなのはこんな人
JAICって登録しておいた方がいいの?
といった疑問に対して、JAICを利用するメリットがある人についてまとめてみました!
一つでも当てはまる人は、是非JAICについて詳しく調べてみましょう!
JAICはこんな人におすすめ
- 20代で既卒・フリーター・ニート
- 面接どころか、エントリーシートや履歴書で落とされることが多い
- 次の企業では長く定着したい
- ずっと派遣で事務職だけど、正社員を目指したい
- 中退で、誰にも就職について相談できない
- 正社員として就職したいけど学歴にコンプレックスがある
- 就職率を上げるために何かしらの講座を受けたい
自分に自信が持てず、なかなか具体的な行動に踏み出せない方、今の自分を変えたいと考えている方、就活仲間が欲しい方に、特におすすめな就活・転職支援サービスです。
JAIC最大の特徴!選べる4つのカレッジ
対象が少しずつ異なる4つのカレッジは、「書類選考なし&無料で受講できる」ものばかりです。
自分にピッタリのカレッジを見つけやすいように、一覧にまとめました。
営業カレッジ
JAICの代表的なサービスとも言える「営業カレッジ」。7割の参加者が、未経験からスタートしています。
- 対象者:営業職を希望する20代の若手求職者
- 研修内容:営業力の基礎となるマナーや、実践的な飛び込み営業体験などを学ぶ7日間の研修を通して、度胸や目標達成力を身につける。
- 集団面接会に参加:最終的に7日間の営業カレッジを受講した人材のみ、集団面接会での面接の機会を得ることができる。
女子カレッジ
「正社員として長く働きたい」と希望している女性向けの企業の紹介を受けることができます。
- 対象者:正社員を希望する20代の女性求職者
- 研修内容:気配りやコミュニケーション能力をどのように仕事に活かすかといった視点を大切にしたビジネスマナーを学び、丸一日かけて街頭インタビュー形式で実践する。
- 集団面接会に参加:最終的に6日間の女性カレッジを受講した人材のみ。
新卒カレッジ
新卒者のみを対象にしたカレッジで、全国53大学と連携しています(2018年8月現在)。
- 対象者:就職活動中の、大学4年生・大学院2年生・専門学校生
- 研修内容:ビジネスマナーや履歴書の書き方、面接の受け方、自己PRや志望動機の書き方といった就活の基礎的な知識から、「社会人として大切な考え方」を丸一日かけて考える研修を受ける。
- 集団面接会に参加:1日の新卒カレッジを受講した人材のみ。
セカンドカレッジ
全国でも珍しい、「中退者」の方だけを専門に受け付けるサービスです。何と利用者の99%が社会人未経験で、いわゆる「ニート」期間が長かった方も就職に成功しています。
- 対象者:20代で、大学を中退した方
- 研修内容:「なぜ中退したのですか?」という質問にきちんと答えるための振り返りや、面接での受け方やビジネスマナー、社会人としての考え方などを学び、就職への自信をつけるための研修を受ける。
- 集団面接会に参加:最終的に7日間のセカンドカレッジを受講した人材のみ。
JAICのメリット・デメリットを比較
ユニークなサービスを提供しているJAICにはどのような強みがあるのでしょうか。ここでは、JAICの強みと共に弱みについてもご紹介します。
メリット:高い就職率と定着率
なによりも期待したいのは、JAICの高い就職成功率です。
- 営業カレッジ&女性カレッジの就職率:80.3%
- 新卒カレッジの内定獲得率:92.3%
- セカンドカレッジの就職率:91.5%
これまで書類審査をなかなか通過できなかったような方も含めて高い数字をキープしているのは、取引先からの「JAICの研修を受けてきた若手人材が、優秀な社員として活躍している」という実績があるからと言えるでしょう。
これまで延べ3700社の企業で、定着率は94.3%と、「ミスマッチ」が少ないのも企業から支持される理由です。(データは2018年8月現在)
デメリット:利用者の強い意志が必要
最長7日間、朝9時から17時まで、決して楽とは言えない研修を最後まで受けた人だけが面接会に参加することができます。
その厳しさは、研修を受けるための説明会でもしっかりと説明されます。
「7日間も研修受けないといけないなんて、面倒くさい」「長い時間拘束されたくない」そんな理由で辞退する人も少なくありません。
実際に、説明会に100人参加しても、最終的にカレッジに参加するのは20人~30人。
強制ではなく、あくまで「就職したい!」という本人の強い意志を確認しているため、「楽に就職したい…」という人には向いていないのが弱みと言えるかもしれません。
JAICの登録・申し込みから内定までの流れ
JAICの申し込み・登録から内定までの流れは以下の通りです。
「営業カレッジ」「女子カレッジ」「新卒カレッジ」「セカンドカレッジ」と4つのカレッジに分かれています。
ステップ | ||
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1 | JAICのサイトから無料登録(30秒で完了) ホームページから興味のある説明会に申し込み(拠点は東京・名古屋・大阪・福岡・北九州) |
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2 | 説明会を受けて感じた疑問や質問を解消し、本当に就職に向けての研修を受ける気持ちがあるかという確認をするための個別面談 | |
3 | 各カレッジの受講
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4 | 中堅・中小企業を中心に、メーカー・商社・IT・人材・広告などさまざまな業界から「働きやすい会社20社」を紹介 (年間休日・平均残業時間・上司、従業員がどんな人か・飲み会の頻度などもヒアリング可能) |
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5 | 一対一で、会社に訪問してする面接よりも、仲間と一緒に落ち着いて臨める合同面接会で、一度に選考を受けることができます | |
6 | 入社日時の相談も可能 | |
6 | 一般的な職業紹介事業では珍しい徹底的なアフターフォロー。 |
※JAIC 営業カレッジ ホームページ(https://www.jaic-college.jp/sales/introduction/)より抜粋
以上が、JAICの登録から内定までの流れになります。
リクルートエージェントやdodaのようなエージェントサービスと違って
JAICは「仲間と一緒に正社員としての就職を目指す」といった点が特徴的な就職支援サービスです。
さきほど説明したように決してJAICを利用したからといって簡単に就職に成功するわけではありません。
「何がなんでも正社員として就職・転職したい!」という想いを持った人に是非利用してほしいサービスになります。
【口コミ・評判】実際に「JAIC」を利用した人に感想を聞いてみた
広告営業として就職に成功した人の声

「担当の人が親身になって寄り添ってくれた」
- 24歳
Q:「JAICを利用して良かった点を教えてください」
A:自分1人で転職活動していても分からないことがたくさんあって、どのように面接を受けたらいいのかだったり、履歴書の書き方1つでも不安に思ったりしていました。
そんな時にJAICに出会うことでき、私は本当に心から助かったと思っていました。
スタッフさんが本当に優しくて、頻繁に面談をしてくれたり、面接の前日には「大丈夫?」という感じで連絡をしてくれたりと本当に心から慕っていましたし、この人たちの元で活動ができるのであれば自分のためになるなと自信を持って言えました。
Q:「JAICを利用して悪かった点があれば教えてください」
A:悪かった点は、利用をしていたメンバーが非常に多く、ライバルが多かったので自分がやりたいなという企業があっても、なかなか手が届かなかったり、ほかのメンバーに摂られてしまったりということがあったので凄く悔しい思いをすることが多かったです。
受講を受けているときも、基本的に多い人数で受講することが多かったので、なかなか聞くことができなかったり分からないまま進んでしまったりということが少なくとも数回はありました。
- 就活期間3ヶ月
パートから営業として就職に成功した人の声

「答えにくいことも素直に受け答えしてくれました」
- 25歳
Q:「JAICを利用して良かった点を教えてください」
A:お客の要望に合わせ過ぎないところです。転職支援サイトは本当に優しく、親身な方も沢山います。
しかし、so れだけでは本番に不安が残ります。JAICの方は答えにくいこともハッキリ答えてくれました。
また言いにくいことも厳しく指摘してくれます。威圧的ではなかったです。社会復帰に必要なことを、心を鬼にして教えてくれていると感じました。
私がJAICを利用する上で一番不安だったのが、営業職への紹介が多いことでした。しかし、その点についても正直に答えてくれたのは非常に好印象でした。
Q:「JAICを利用して悪かった点があれば教えてください」
A:紹介先が営業職だったことです。これはJAICが悪いのではなく私との相性の問題です。
営業はできるだけ避けたかったのですが、全体の8割を占める職業を除く事は厳しかったです。単純に転職の成功率も下がります。
もうひとつはJAICの研修には飛び込み営業があるということでした。
避けたい営業を研修で実施しなければならないのは、私にとっては精神的負担が大きかったです。
- 就活期間1ヶ月