仕事が楽しくない理由とは?よくある4つの状況
仕事が楽しくないと感じる理由は、人それぞれ異なります。
よくある4つの状況の中から、当てはまるものを考えてみましょう。
仕事が楽しくなくなる状況4つ
- 職場の人間関係が悪い
- もともとやりたくない仕事だから
- ルーチンワークが多い
- 給料が上がらない
職場の人間関係が悪い
どんなに関心がある仕事でも、人間関係につまずいてしまうとつまらなく感じるものです。
理不尽な上司と一緒に働いていたりパワハラ被害にあったりすると、仕事に行くことすら憂鬱になってしまいます。
挨拶をする・適時適切な質問ができるなど基本的なコミュニケーションスキルがあるのに人間関係に悩んでいるなら、自己努力だけでは何ともならない原因かもしれません。
置かれている状況を適切に把握して、良い方向へと変えることはできるのかを考えてみましょう。
もともとやりたくない仕事だから
仕事とは言っても、興味がなかったり、合わない、向いていないことをお金のために続けていると、心身が疲弊します。
関心が持てないことを行っている間は時間が過ぎるのも遅く感じ、終業時間までに何回時計を確認したか分からないほど神経質になってしまうことも。
給料日とアフターファイブだけを楽しみに、気力を保っている状態です。
ルーチンワークが多い
同じことの繰り返しばかりで新しい刺激が入ってこないと、仕事に飽きてしまいます。
入社してから数ヶ月は会社にいるだけで緊張するため「退屈」と感じる頻度が少なくても、半年や1年経ってもステップアップできなかったらどうでしょうか。
あるいは、仕事に求められる能力があなたの能力よりも極端に低いとしたら、その仕事の意義に疑問を持つ人もいることでしょう。
大学時代の友人がやりがいを感じて働いているエピソードを見聞きすると、むなしさだけが募ります。
自分の能力を高めたいというあなたの向上心もくすぶってしまいます。
\20代に特化!/
給料が上がらない
成果を出しているのに評価されない環境も、「仕事が楽しくない」と感じる原因です。
やってもやらなくても給料が変わらなければ、楽をしたい気持ちが出てくるのも当然でしょう。
楽した結果としてルーチンワークになってしまい、悪循環に陥ります。
仕事が楽しくないときの対処法は?転職をしてみるのも手段の一つ
仕事が楽しくないときの手っ取り早い対処法は、転職を考えてみることです。
よく考えたうえでの判断なら良い結果につながるケースもあり、自分を取り巻く世界が一新されるところはメリットです。
職場を変えて、新しい人間関係に変えてみる
人間関係が原因で「楽しくない」と感じていた人は、同業他社への転職が選択肢です。
業界特有の基礎知識を少しでも持っていることを武器に転職を考えれば、多少なりとも有利でしょう。
同じことを繰り返さないためのポイントは、転職先の社風や人間関係についてのリアルな情報を集めることです。
会社訪問を行ったり転職エージェントを活用するなど、情報収集に努めましょう。もし行きたい会社に先輩や友人などがいれば、社内の人間関係について聞いてみるのも手です。
スキルが活かせる職種へ変える
仕事内容のミスマッチが原因だったら、スキルが活かせる職種を探しましょう。
仕事内容重視の転職をすることでモチベーションが高まり、楽しく精力的に働けるようになることが目標です。
やりたいことがはっきりしているのに楽しくない仕事を続けた時間は、後悔しても取り返しがつきません。
将来の自分のためにとるべき行動を明確化、計画的に準備しましょう。
仕事内容や条件の相談ができる転職エージェントを活用する
本当に転職するかは別として、仕事内容や条件を転職エージェントに相談するのも一案です。
転職エージェントに相談することにより、2つのメリットが期待されます。
1. 仕事が楽しくない原因がはっきりする
転職エージェントとの面談で相談できる内容は、非常に多岐に亘ります。
性格や物事の捉え方から考えられる適職、スキルを活かした働き方が分かると、今の職場を「楽しくない」と感じる理由が見えてくることでしょう。
自分ひとりでは見えてこなかった本当の気持ちが分かると、問題を解消するための対処法への落とし込みもスムーズです。
2. 条件に合う求人の紹介を受けられる
転職エージェントのもとには、非公開求人も合わせてたくさんの情報が集まります。
数ある求人の中から条件にマッチする案件の紹介を受けられることで、失敗リスクを軽減でき、転職満足度が高まるところがメリットです。
20代の転職に強いエージェントのホームページから、登録だけでも行ってみましょう。
転職の意向を切り出すタイミング
転職に向かって避けては通れないステップの一つに、上司への相談があげられます。
新しい環境で良いスタートを切るためにも、上司への相談マナーを守りましょう。
切り出す時期・時間帯
退職希望日の1~3ヶ月前には話を切り出し、上司の判断を仰ぎます。
就業規則に規定はあるものの、通例としては退職するには引き継ぎなど退職までの準備としてひと月以上の期間を要することも多いためです。
退職意向を申告する時期に関して会社独自の規程がある場合は、決められた内容に従いましょう。
相談する時間帯に明確なルールはありませんが、業務時間内の交渉を快く思わない上司もいます。
終業時間から30分間、昼休みなど、上司の都合に合わせて決めてください。
最適な意向の伝え方
退職意向の伝え方には、大きく3つのポイントがあります。
1. 愚痴や不満はオブラートに包む
「仕事が楽しくないから辞めます」と直球勝負で伝えても本気度が伝わりにくいです。
まがりなりにもお世話になった上司や会社に対する誠実な対応とは言えません。 愚痴や不満はオブラートに包み、説得しやすい退職理由を考えましょう。
2. やむを得ない事情・前向きな理由を伝える
説得しやすい退職理由の具体例として、家族の介護や引っ越しなど、やむを得ない事情があげられます。
仕事内容を理由にする際には、部署異動や担当職務の変更を打診されたときの対抗手段が必要です。
今の会社ではどうしても自分の想いを実現できないことを明確に伝え、上司の理解を求めます。
3. 転職先は明示しない
上司に相談した際に転職先を聞かれても、答える義務はありません。
伝えたことがきっかけで嫌がらせを受けたり転職先のキャリアを邪魔されたりするリスクがあり、慎重な対応が必要です。
「IT業界を考えています」など、大枠だけに留めて詳細を隠す伝え方でも良いでしょう。